デザイナーとして仕事をする上で切っても切れない関係にある「フォント・書体」。非常に多くの書体が利用されている中で、実際の使用事例はすごく勉強になります。
日本語書体であればモリサワ、フォントワークスといった定番書体メーカーがあり、欧文書体も伝統的な定番書体からマニアックなものまで非常に多くのフォントが存在しています。
そこでこの記事では、読むだけでも勉強になるし、書体選びの参考として使える「書体見本」としても使えるオススメのデザイン書を紹介します。
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日本語書体の見本と事例が満載のデザイン書
まずは主に日本語書体の見本として使えて、使用事例満載なデザイナーなら必ずチェックしておきたいオススメデザイン書を紹介します。
実例付きフォント字典改訂版
モリサワ、フォントワークス、タイプバンクといった定番日本語書体メーカーの全書体見本とともに、最新の使用事例などを一緒にまとめてある本当に便利な一冊。グラフィックデザイナーはもちろん、WEBデザイナーなど書体・フォントを扱う全デザイナーにオススメです。
定番フォント ガイドブック
和文・欧文の定番フォント、和欧混植のフォントなど約700種類の定番フォントの組見本を収録したガイドブック。タイトル向けの大きいサイズ、本文用の小さいサイズ、五十音、記号、アルファベットなどの組見本を掲載。ぱらぱらとページをめくりながら、イメージにあった書体を直感的に探すことができます。
定番の和文フォントと組み合わせられる欧文フォントも紹介されています。「実例付きフォント字典」がポスターや広告などのビジュアルと合わせた事例が豊富なのに対して、書籍などの文字組みをする時に特に参考になるガイドブックです。
欧文書体の見本と事例が満載のデザイン書
欧文書体は非常に種類が多いですが、とにかく美しい定番書体は必ず抑えておきたいものです。ここでは海外で活躍する著名な日本人書体デザイナーである小林章さんの著書をご紹介しておきます。日本人が欧文書体を学ぶなら、必読の定番デザイン本です。
欧文書体(1) その背景と使い方 新デザインガイド
欧文書体について学ぶなら、まず始めに読んでおくべき一冊です。ドイツやイギリスなどの伝統的な書体をはじめ、多くの書体について作れらた理由やその背景が見本とともに語られています。
欧文を扱う上での記号の使い方など、注意点やルールとマナーが非常に分かりやすく書かれています。必読です。
欧文書体(2) 定番書体と演出法
欧文書体がいつどこで生まれて、今はどんな形で組まれているのか、どう活躍しているのかが解説された一冊。定番欧文書体の演出方法を学び、仕事に生かすためにデザイナーなら知っておきたい知識満載です。
フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?
上記2冊の本と同じ、小林章さんの著書。書体の魅力を分かりやく説明した入門書ので、非デザイナーにもオススメ。デザイナーの方も上記2さつを読む前に読むと、とっつきやすいはずです。
フォントを揃えるなら、まずこの書体から
デザイナーとして仕事をするためには定番書体は必須。多くの定番書体の中でも、非常にシェアが大きく印刷でもWEBでもよく使用されているのがモリサワのフォントです。
まず始めにに購入するなら、MORISAWA PASSPORT ONE を買いましょう。モリサワの全書体が使えるので、基本的な仕事なら確実にこなせませす。
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