グラフィックデザインやWEBデザインを仕事にしていると、完成イメージを伝えるための見本(モックアップ)が必要な機会が多いです。
例えば、ロゴマークを看板に反映したイメージを見てみたいとか、WEBデザインをパソコンに表示させたイメージを見てみたいとかです。
グラフィックデザインやWEBデザインでいうモックアップとは、簡単にいうと完成系を視覚的にイメージできるように合成などをして作った見本やイメージ画像のこと。
例えば下記のような画像で、ロゴとイメージを合成して作ります。
そしてこれらを作る時に便利な合成用Photoshopファイルはたくさん出回っていて、良いものがすぐに作れます。
参考:PHOTOSHOPVIPのモックアップ素材まとめページ
しかし例えば看板などは、実際の現場の写真に合成して作りたい場合などもあります。
でもそのような場合に実際に1から自分で作ろうとすると、とても手間がかかり難しいものです。
そこで今回はこのPhotoshopでモックアップを作る方法が解説された本を紹介します。このような本は今まで見かけたことがないので、ぜひ1冊手元に置いておくと便利だと思います。
※もし追加で良い本が見つかった場合は、追記してご紹介します。
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デザイン披露のプレゼンで役立つ Photoshopモックアップメイキング
どんな本?
デザイン業界では必須のデザインソフトであるAdobe社のPhotoshopを使って、ロゴマークや各種デザインをマグカップやパッケージに合成する方法を解説した本。
木目や紙目などの合成時に質感を出すために使われるマテリアル素材も付録でついており、その使い方も解説されています。
2018年8月時点では、このような本は他にないと思うので貴重な1冊です。
どんな人にオススメ?
グラフィックデザインやWEBデザインをしていて、効果的なプレゼンを行いたいデザイナー職の方にオススメです。
またPhotoshopを勉強中のかたも、合成などを実践で使える形で学べるので非常にオススメです。
モックアップはデザイナーの仕事を伝える大切な手段
デザインのイメージは、デザイナーの頭の中でできていてもクラインアント(お客様)には伝わりにくいもの。
また例えば同じロゴデザインでも、紙に印刷されただけのものと、名刺や封筒、看板やユニフォームなどに印刷されたイメージを印刷したものとでは、クライアントの反応は全く違います。
筆者は実際に多くのロゴマークのプレゼンを行ってきましたが、モックアップを見せるだけで良い反応を得られることが非常に多かったです。
もちろん、もともとのデザインの品質は大切ですが、プレゼンの際の見せ方がデザインワークの進行をスムーズにすることは間違いありません。
ぜひ自分の手で1からモックアップを作れるようにしておくことをオススメします。
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