デザイナーとしてキャリアアップしたい、スキルを活かして異業種に転職したい、地元にUターンしたい。
ある程度デザイナーとして経験を積むと、自分の目指す将来像やライフスタイルを実現するために転職を考える人も多いはず。
もし転職を考えているなら、今すぐの転職でなくとも、早めに情報収集を始めると、より良い転職ができる可能性が高まります。
デザイナーの転職活動では、デザイナーのための成功する転職マニュアルの記事で紹介した手順で「自分の特性・特性」を理解した上で、まずは「転職求人情報サイト」を活用して情報を収集することをおすすめします。
参考 デザイナーのための成功する転職マニュアル〜自分の特性・強みの理解方法と転職先の見つけ方〜
ポイントは転職活動を思い立ったらすぐに情報集めを始めること。
理由は、求人情報は常に入れ替わっているので、転職情報求人サイトに登録して条件指定しておくことで最新情報を常に把握して、良い案件を見逃さないようにするためです。
またそうすることで、常に掲載されっぱなしの求人などを見つけることもあり、「ここは人の入れ替わりが激しいのかな?」とか「急成長しているのかな?」など自分なりに分析することができます。
そこで、この記事では「転職求人サイトを活用するポイント」や、「転職求人サイトの特徴別メリットやデメリット」も書いているので参考にしてください。
複数の転職サイトに登録しよう
なお転職自体は良い求人を見極めるためにも、下記で紹介するサイトやサービスに複数登録して、数ヶ月から1年間くらいは情報をチェックすることをおすすめします。
理由は次の通りです。
求人の傾向が見えてくる
ある程度のスパンで求人をチェックしていると、今後拡大しそうな領域や業界全体の仕事量などが見えてきます。求人の内容や量をチェックしてみましょう。
お宝求人に出会える可能性がある
常に求人をチェックしていると、自分にとってのお宝求人を見逃すことがありません。
良い求人は応募が殺到してすぐに募集が終わってしまいます。また複数サイト・サービスを利用するのも大切です。
求人先のブラック度などが垣間見える
一度終了した求人がすぐに再募集する企業などはよく検討した方が良いかもしれません。
事業が成長しているか、入れ替わりが激しいのかを見極める必要があるからです。
長期スパンでチェックすることで求人企業の傾向が見えてきます。
転職サイトを利用するメリット
また転職を考えた時に、求人情報サービスを利用するメリットは次の通りです。
- 無料で情報を集めることができる
- 登録することで非公開求人を見ることができる
- 最新情報をメールで受け取れる(検索条件も指定可能)
それではチェックしておくべき転職情報・求人サイトとサービスを見ていきましょう。
王道の転職情報サイト(地方の求人も多い)
まずは有名どころの一般的な転職情報サービスを利用するのがポイントです。
デザイン業界以外にも一般的な企業の広告宣伝部や販売促進部などのデザイナー職など、多くの求人を見つけることができます。
また、地方の求人も豊富なため、地方在住の方や、Uターン・Iターンをめざす方にもおすすめです。
転職を考えているなら、必ず登録しておくべきです。
リクナビNEXT
特徴
リクルートが運営する最大手の転職情報サイトで、都心から地方まで非常に多い求人情報が掲載されています。まずは登録してチェックしておきたいおすすめのサービスです。
メリット
大手で利用者も多く安心して使える上に、地方の情報が多いのがメリットです。条件登録して新着情報がメールで受信できるなど、使い勝手も良いです。
デメリット
登録ももちろんで無料ですし、これといったデメリットはありません。あえていえば利用者も多いので、良い求人に対する競争率が高い可能性があることでしょうか。
ここから登録 リクナビNEXT
マイナビ転職
特徴
リクナビNEXTと同様に大手の転職情報サイト。リクナビNEXTにはない情報がレアな求人が掲載されているイメージ。もれなく情報を入手するためにもこちらも登録必須のサービスです。
メリット
地方の求人にレアなものが多いため、思わぬお宝求人を見つけることができる可能性があります。大手ならではの安心感も魅力です。サイトの使い勝手も問題なし。
デメリット
こちらももちろん登録無料ですし、デメリットはありません。リクナビNEXTと同様に利用者が多いため、良い求人に対する応募の競争率が高い可能性はあります。
ここから登録 マイナビ転職
DODA
特徴
DODAではWEBサイト上で公開されている求人企業に直接応募することができるのはもちろん、次に紹介する「エージェント」のサービスも利用することができます。また情報を登録しておくことで利用できる「スカウトサービス」があることも大きな特徴です。
メリット
非公開求人も多いので登録しておくことで、より魅力的な求人を紹介してもらえる可能性があります。求人サイトとエージェントが一体化したようなサービスで利用しやすいはず。リクナビNEXTとマイナビ転職と合わせて登録しておくと良いでしょう。
デメリット
サイトに登録することで転職エージェントにも登録することになるので、エージェントから連絡が入る可能性もあるため、リクナビNEXTやマイナビ転職のように、情報だけを見ておけば良いという場合は面倒くさいかもしれません。しかし、連絡に関しては現在は必要はないという意思表示をすれば良いだけなので、特に問題はないでしょう。
ここから登録 転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
デザイン・クリエイティブ業界に特化した転職情報サイト
業界に特化した情報が集まっており、特に有名デザイン事務所などの魅力的な転職案件も多いので、ぜひチェックしておきたいサービスです。特化サイトならではの情報を活用してみましょう。
デザインのお仕事
特徴
デザインの情報サイトJDNが運営する求人サイト。デザイン事務所などの、いわゆるデザイン業界の求人が集まっています。
メリット
デザインの情報サイトを運営しているだけあって、デザイナー職にぴったりの求人情報が多いのがメリット。
デメリット
あくまで求人情報を掲載したサイトなので、それぞれの企業の応募方法に合わせて個別に応募する手間があります。先に紹介したリクナビNEXTのようなサイトを通じた応募システムはありません。
ここから登録 デザインのお仕事
JOB STAGE
特徴
株式会社アルトソフトが運営するデザイナー・クリエイター専門の求人情報サイト。会員登録しておけば新着情報をメールで受け取ることができます。
メリット
デザイナー・クリエイターに特化したサイトで幅広く掲載されているのがメリット。補足的な情報収集に利用するのがおすすめ。
デメリット
こちらもあくまで求人情報を掲載したサイトのため、応募は内容を確認の上、個別に応募する必要があります。便利な応募システムはありません。
ここから登録 JOB STAGE
アートとデザインの現場
特徴
美術手帖というデザイン・アートの雑誌を発刊している美術出版社が運営する求人情報サイト。デザイン事務所などの、いわゆるデザイン業界の求人が集まっています。
メリット
求人情報は少なめですが、超有名デザイン事務所などの求人もあるため、デザイナーとして大きなステップアップを利用したいならおすすめ。応募フォームもあるためサイト単体でも利用しやすいサイトです。
デメリット
求人情報が少ないのがデメリット。ただし有名デザイン事務所の求人が掲載される場合もあるので要チェックです。
ここから登録 アートとデザインの現場
情報収集は今すぐスタートするのが転職成功の鍵
転職情報サイトは、利用者側はサービスを無料で利用できるので、迷わずまず行動に移すことが転職成功の秘訣です。
いつかは転職と考えているのなら、登録して情報収集だけでも早めに始めてみましょう。
すぐに動き出すのが転職成功の鍵です。
なお、合わせてデザイナーのための「転職エージェント」おすすめまとめを参考にして「転職エージェント」と合わせて利用するのがポイントです。
デザイナーの転職ステップはデザイナーのための成功する転職マニュアルの記事も参考にどうぞ!
参考 デザイナーのための成功する転職マニュアル〜自分の特性・強みの理解方法と転職先の見つけ方〜
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