このページでは、デザイナーとして仕事をする上で、最低限持っておきたい道具・ツールをまとめています。
フリーランスとして独立をする方は必須ですし、これからデザイナーを目指す人は、デザインを仕事にする上で必要なものを把握して、順次揃えてもらえればと思います。
パソコン
現在のデザイン業務ではパソコンは必須です。自分のデザイン領域に合ったスペックのパソコンを準備しましょう。
選び方を書いた、次の記事も参考にしてください。
参考 デザイナーが使うパソコンの選び方。MAC?Windows?おすすめを紹介。
デザインソフト
グラフィック・WEBなど、様々なデザインに対応できるデザインソフトは必須。
デザイン業界標準のAdobeCC(IllustratorやPhotoshopなど)を入手して、デザインを形にする道具としての操作スキルを磨きましょう。
お得に入手する方法は、次の記事を参考にしてください。
参考 Adobe CC(Illustrator・Photoshop)プロ標準のデザインソフトをお得に買う方法。
フォント・書体
グラフィックデザインでもWEBデザインでも、フォントがデザインに与える影響は大きいです。
仕事としてのデザインは、フリーフォントだけでは対応が難しいので、順次必要なフォントを揃えていきましょう。
モリサワパスポート(和文フォント)
まずはこれを購入しておけば間違いありません。業界で知らない人はいない、使ってない人はいないフォントパッケージです。
印刷用フォント・WEBフォントともに年間定額制で、新作フォントも含めて自由にダウンロードして利用できます。
購入はamazonで買うのが一番お得だと思います。変動はしますが、メーカーから直接購入するよりも20%程安く購入できます。
参考:モリサワのWEBサイト(http://www.morisawa.co.jp/)
なお、一部の書体はAdobe CCのIllustrator・Photoshopなど、全てが使えるプランについてくる Adobe Font でも使えます。
駆け出しで金銭的に難しい場合は、Adobe CC を有効利用することからはじめるのが、おすすめです。Adobe CC を安く購入する方法をまとめた記事も参考にしてください。
フォントワークスLets(和文フォント)
こちらも有名なフォントパッケージです。コミックのタイトルやテレビのテロップなどで、多く使われている印象があります。
もちろん、グラフィックデザインやWEBデザインでも利用頻度の多い書体がパッケージされています。
こちらもメーカーサイトの他、amazonでも購入できます。
参考:フォントワークスWEBサイト(https://fontworks.co.jp/)
欧文フォント
きれいな欧文書体も、デザインの質をあげてくれます。
購入方法は海外のフォント購入サイトから買うのが一般的ですが、近年フォントワークスから「Monotype LETS」というパッケージ商品ができて購入がしやすくなりました。定番書体は揃っているので、必要十分だと思います。
amazonでの販売はないようなので、現時点では下記のメーカーサイトから購入する形になると思います。
参考:欧文書体の購入サイト
Monotype LETS(フォントワークス)
各種見本帳
自分のデザインイメージを作る時や、クラインアントにイメージを伝える時には、各種見本帳があると便利です。
色についてはプリンターで印刷した最終の色味を完全に再現することは難しいですし、紙の質感も伝わりにくいです。
プレゼンや提案のツールとしても活用できるので、必要に応じて揃えておきましょう。
書体見本
書体見本については、最近主要なフォントをまとめた書籍がいくつか販売されているので、一冊持っておくと重宝します。
ここでは、筆者が利用しているおすすめの書籍を紹介しておきますね。
その他、書体・フォントに関するオススメ本はフォント・書体見本として使えて、書体使用事例も学べるデザイン書(おすすめ本・書籍まとめ)の記事を参考にしてください。上記の2冊の他に欧文書体の本についてもまとめています。
参考 フォント・書体見本として使えて、書体使用事例も学べるデザイン書
色見本
色見本は一般的な印刷色のカラーチャートと、特色と呼ばれる特殊なインキのカラーチップを持っておくと便利です。
それぞれ代表的なものをご紹介しておきます。まずは「DIC セルリング型カラーチャート」で一般的な色を把握できるようにしておくと良いでしょう。
ちなみに、色知識・配色の参考になる書籍をまとめた記事もあるので、合わせて参考にしてみください。
参考 色に関するおすすめ本
用紙見本
用紙見本を入手する方法はたくさんありますが、筆者が良いと思っているものを紹介しておきます。
竹尾見本帳のサイトから購入する
竹尾見本帳は、多分、デザイナー界隈で最も有名な「用紙販売店」です。WEBストアもあり、そこから用紙見本を購入することができます。
種類別の小冊子ごとの購入と、一括購入ができます。一括購入は以前は発売されるとすぐ品切れになり、なかなか購入することができませんでしたが、現在は品切れの小冊子は抜きでの一括購入もできるようです。
下記の販売ページで詳細を確認してみてください。
参考 竹尾のミニサンプル(7,000種を収録した総合見本帳)販売ページ
ネット印刷通販グラフィックで入手する
どのネット印刷通販でも紙見本を請求することはできますが、印刷通販グラフィックの用紙見本は、圧倒的なボリュームです。
会員登録だけすれば、初回だけは無料で請求できるので、ぜひ入手しておくべきだと思います。
簡単な仕事であれば、この1冊で十分対応可能です。
参考 印刷通販のグラフィックWEBサイト(http://www.graphic.jp/)
デザイン素材(イラスト・画像)
デザインを仕事にしていると、イラストや画像などの素材が必要になる場合が多くあります。
しかし新規に撮影する予算がないことも多いです。またフリー素材では対応が難しいことの方が多いのが現状です。
そんな時に役に立つのがストック素材サービスです。
単品で購入することもできますが、年間契約しておくと、契約するコースによりますが、いくらでもダウンロードして利用でき便利です。
仕事の内容にもよりますが、契約しておくと助かる場合も多いでしょう。程よい価格帯のサービスを紹介しておくので参考にしてください。
ストックフォトサービスについては、次の記事にも詳しく書いていますので、参考にしてください。
参考 高品質な写真素材・デザイン素材を購入できるストックフォトサービスまとめ
デザインに必要な道具・ツールは順次揃えよう
このページでは、デザイナーとして最低限持っておきたい道具・ツールをまとめました。これからデザインを学ぶ方は、進捗に応じて少しづつ手に入れてください。
また、すでにデザイナーとして活躍している方で、独立を検討している方は仕事に必須です。これまでは会社が用意してくれていた道具・ツールですが、自分で取り揃えるようにしましょう。
参考 「デザイナーになる方法」記事一覧
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