グラフィックデザイナーになりたいから、とりあえず独学で勉強を始めてみたい。でも、どの本を使って、どんな手順で学べば良いか分からない。
そんな人に向けてこの記事を書きました。
一口にデザイナーといっても、様々なデザイナーの職種が存在する中で、グラフィックデザインは独学がしやすい分野のひとつです。
デザイナーの種類と仕事内容とは?|グラフィック・WEB・プロダクトデザインなどの様々なデザイナー職を理解しよう。
そこでこの記事では、当サイトで紹介している様々なデザイン関連書籍をベースに、どの本から学習したら良いのか、そしてどんな使い方をしたら良いのかをまとめました。
参考: グラフィックデザイナーとは?|仕事内容・給料と年収・働く場所・勤務形態・関連資格・魅力・なり方を解説
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STEP1:デザインの基本ルール・知識を学ぶ
まずはグラフィックデザインにおける基本ルールや知識を学びましょう。例えば情報整理の仕方、揃えるポイント、上手なメリハリのつけ方などです。
これらは全く難しくなく、ルールに合わせて文字や画像を配置するように意識するだけで、グッとデザインが良くなります。
参考になる本は、デザインのセオリー・基礎が学べる入門書(おすすめ本・書籍まとめ)の記事で紹介しています。
まずはこれらの本から、グラフィックデザインの学習を始めましょう。
デザインのセオリー・基礎が学べる入門書(おすすめ本・書籍まとめ)
STEP2:デザインの考え方・仕事の仕方を理解しておく
次にデザインを仕事にするデザイナーの考え方や仕事の仕方を知っておきましょう。
そうすることで、グラフィックデザインの学習を進めていく上で意識しておくべき部分などが、少しずつ分かってくるはずです。
参考になる本は、デザインの考え方・仕事の仕方が学べる入門書(おすすめ本・書籍まとめ)の記事でまとめています。
気になるものから、隙間時間に読んでみると良いでしょう。
デザインの考え方・仕事の仕方が学べる入門書(おすすめ本・書籍まとめ)
STEP3:手を動かしてデザインを始めよう
基本的な考え方にザックリ目を通したら、実際に手を動かしてデザインを始めてみましょう。グラフィックデザインの勉強は結局のところ、たくさんデザインすることが一番重要です。
ただしデザインのルールとして意識する部分を知らずに、感覚だけでデザインしてしまうと上達しません。ですので、先に紹介した本に目を通して上で手を動かし始めるのがオススメです。
さて、手を動かすにはデザインソフトが必要です。お得に購入する方法はAdobe CC(Illustrator・Photoshop)プロ標準のデザインソフトをお得に買う方法。の記事を参考にしてください。
Adobe CC(Illustrator・Photoshop)プロ標準のデザインソフトをお得に買う方法。
グラフィックデザインをする上でまず必要なアプリケーションスキルはAdobeのIllustratorとPhotoshopです。
ただし機能が非常に豊富なため、機能を順番に学ぶという学習方法はオススメしません。どこでどう使うかが理解できないからです。
そこでまずは、デザインソフト(Illustrator・Photoshop)を学ぶための入門書。(おすすめの本・書籍まとめ)の記事で紹介している本を使って、実際の制作物を作りながら学びましょう。
デザインソフト(Illustrator・Photoshop)を学ぶための入門書。(おすすめの本・書籍まとめ)
STEP4:自分の名刺をデザインしよう
ここまでくると後は反復練習して、どんどんデザインしていくのが一番です。そこでまずは、自分の名刺を格好良くデザインしてみましょう。
名刺は91×55mmというとても小さな印刷物ですが、デザインの基本ルールを知っていないとキレイにまとめることが難しいものです。
名刺デザインの参考になるデザイン書。(おすすめ本・書籍まとめ)の記事で紹介しているデザイン書など、素敵なデザインを見つけて真似してみましょう。
名刺デザインの参考になるデザイン書。(おすすめ本・書籍まとめ)
そしてできるなら、自分で印刷発注までしてみると良いでしょう。グラフィックデザインは印刷まで関わる必要があるので、印刷の知識は不可欠です。
ただし始めからきちんと印刷の知識を身につけるのはハードルが高いので、そこは実践で数をこなしてカバーしていくしかありません。
始めはネット印刷を使って安い紙で「自分の名刺」を発注してみましょう。デザイナーのためのネット印刷通販(おすすめ・特徴まとめ)にいくつかネット印刷サービスをまとめています。
実践をたくさん積み上げよう
基本的な本を使い、一番基本となる名刺を作ろうということでステップをまとめましたが、グラフィックデザインを極めるには実践するのが一番早いです。
自分のものはもちろん、友人・知人のサークルのものなど、まずはデザインをする機会をたくさん持ちましょう。
可能ならばアルバイトでも良いので現場に入るのが、本当は一番の近道です。
とはいえ未経験からデザインの現場に入るのは、なかなか難しいはずです。自分のできる範囲から少しでも多くの実践を積み重ねることをオススメします。
この記事を書いている僕自身ももともとは独学から始めていますので、全然不可能ではないですし、デザイナーにはたくさんの働き方があります。
デザイナーの多様な働き方・ワークスタイルとは?|就職・転職・独立・起業など魅力的なキャリアを送ろう
臨機応変に自分に合ったデザイナーになりましょう!
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