また、デザイナーがデザイン業界ではなく、異業種に転職するにあたり、オススメの業界や職種があればアドバイスを頂けたら嬉しいです。
転職するにあたり、まずするべきことは「なぜ、デザイナーから転職したいのか?」という理由を明確にすること。なぜならば、その理由によってオススメの業界や職種は変わってくるからです。
また、理由によってはデザイナーという職種は変えずに、理想の働き方ができる職場を探す方が良い場合もあります。デザイナーの働ける場所は、デザイン事務所や制作会社だけではなく、一般企業の中にも活躍できる場所があるからです。
自分にとって現在満足できない部分を明確にした上で、それでも異業種で働く方が良いと感じたならば、異業種への転職に向けて動き出しましょう。
下記に具体的なステップ形式で、異業種への転職に向けての行動を解説しますので、参考にしてください。
なぜデザイン業界から、異業種に転職したいのか考える
まずは何はともあれ、なぜデザイン業界から異業種に転職したいと考えたのかを、しっかりと自問自答してみましょう。
様々な理由はあると思いますが、大きく分けると「働く環境の問題」と「仕事内容」の問題に別れるはずです。
働く環境の問題としては、次のようなことがあげれらます。デザインという仕事自体は好きなのだけれど、今働いている場所が合わない場合ですね。
- 残業や休日出勤が多く休めない
- 給料が安くて生活がつらい
- 職場の人間関係が合わない
また仕事内容の問題としては、次のようなことがあげられます。デザインの仕事をすること自体に疑問を持っている場合ですね。
- デザインの仕事が向いていないと感じる
- デザインの仕事が向いていないと感じる
- 現在の仕事内容に将来性を感じない
では、その問題はどのようにすれば解決するでしょうか?
自分がなぜ異業種に転職したいと考えているのかを明確にすることで、どうすればその問題を解決することができるのかを考えることができます。
まずはしっかりと、理由を考えることからはじめてみましょう。
働く環境の問題なら、スキルを活かした転職活動をする
さて転職したい業界が明確になり、それが「働く環境の問題」であるならば、自分にあった環境を探して転職をしましょう。
どうせならば自分の強みなども分析して、より良い転職先を見つけたいですよね。
デザイナーとして転職するのならば、働く場所はデザイン業界とは限りません。一般企業の中でも自社にデザインできる人材が欲しい企業はたくさんあります。
うまく情報収集して、良い働く場所を見つけましょう。
デザイナーが成功する転職をするための方法は、デザイナーの転職マニュアルの記事でステップ順に説明しているので、参考にしてください。
仕事内容の問題なら、経験を活かした職種で転職する
もしデザインという仕事自体に問題があるのなら、別の職種に転職を考えるのも一つの方法です。
この場合にオススメなのは、デザインはしないけれど、経験を活かした仕事に転職することです。
例えば一般企業の広報や販売促進をする部署などがオススメです。
デザインを発注する側に回る仕事になるのですが、データの受け渡しや発注する際のやり取りでデザイナーとしての経験が大きくいきてきます。
紙媒体やWEBサイトなどを発注・運用する仕事なので、マーケティングなどの知識も増えてくるのでスキルアップにもつながりますよ。
このような転職を望む場合は一般的な転職サイトや転職エージェントを利用すると、良い求人を見つけることが可能になります。
無料でできることなので、情報収集だけでもはじめて見ると良いでしょう。
スキルアップして有利に転職することを考える
またデザインスキルをすでに持っているはずなので、別スキルを組み合わせて有利に転職するのもおすすめです。
特に近年プログラミング需要が高まっているので、デザインとプログラミングのダブルスキルを持ったエンジニアを目指すこともおすすめ。
デザイナーがプログラミングスキルを身につける相乗効果とメリット。の記事では、その理由を詳しく書いているので、参考にしてください。
異業種への転職は理由を明確にしてから考えよう
デザイナーの活躍の場は色々なところに、たくさん存在しています。
ただし自分の理想の働き方が明確になっていないと、どこで働いてもまた行き詰まる可能性が高いです。
デザイン業界で働くにしても、異業種で働くにしても、これまで身につけたデザインスキルを何らかの形で活かしながら有利な転職をするようにしましょう。
まずは、デザイナーの転職マニュアルを参考にして、自分の理想の働き方を明確しつつ、できるだけ早く情報収集をはじめてみてください。
時間はどんどん過ぎますから、無料でできるリスクのないことは、すぐ始めるにこしたことはありません。