デザイナーに魅力を感じているけれど、デザインの仕事のデメリットってなんだろう?どんなことに苦労しているのかな?
そんな風に感じている人のためにこの記事を書きました。
ちなみにデザインを仕事にする魅力とメリットについては、デザインを仕事にする魅力とメリットの記事に書いているので、こちらも読んでみてください。
デザイナーという仕事には本当にたくさんの魅力・メリットがあります。
またデザインはどんな業界にも必要なので、ジャンル別に様々な種類のデザイナーが存在しており、将来性も高い職業です。
しかし、どんな仕事でも苦労やデメリットはつきもの。ここでは、デザイナーという仕事の大変な部分について知っておきましょう。
そして改善策や回避策を知っておくことで、より楽しくデザイナーの仕事に取り組んでいくことが可能になります。
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デザインを仕事にする苦労
どんな仕事にもあることなので当然ですが、デザインを仕事にする魅力とメリットの記事で述べたような魅力・メリットとは裏腹に、デザイナーにも苦労はあります。
ただ、苦労については、仕事のやり方や考え方で回避したり、メリットに変換することができます。まずは、苦労をきちんと把握した上で、それを上回る魅力を手に入れることが大切です。
緊急な仕事が多い
特にチラシやDMなどを作る、広告や販売促進の仕事では、緊急の仕事が舞い込むことが少なくありません。
これはクライアント(お客さま)も日々改善をしながら営業戦略を練っており、タイムリーに企画を実行する必要があるので、仕方のないことですね。
ですので、どうしても急な残業や休日出勤が必要になることもあります。
これらの苦労は、お客様と長く付き合うことで、お客様の業界の流れをつかみ、先取りした提案をすることでスムーズになることもあります。
デザイナーの仕事とは。デザインの意味と知っておくべきデザイン業界こと。で書いたように、見た目のデザインだけでなく、企画や戦略から関われるようになることが重要な要素です。
参考 デザイナーの仕事とは?
業務時間が長くなりやすい
デザイナーは、手を動かして一つひとつモノを作っていく仕事なので、どうしても一定時間にできる業務量に限りがあります。
特に企業内で自社の仕事をするインハウスデザイナーではなく、外部の仕事を受注するデザイン事務所や広告代理店では、昼間に外部の打ち合わせなどがあると、作業開始時間が遅くなりがちです。
また複数の案件が同時に進行する場合、特に年末や年度末は仕事が集中して、業務時間が長くなります。
これらは、経験とともにスキルアップしたタイミングで、インハウスデザイナーに転職したり、独立するなど、スキルとライフスタイルと相談しながら改善していく必要があります。
デザインを仕事にする魅力とメリットの記事でも書きましたが、スキルさえあれば、デザイナーは本当に多様な働き方が可能です。
多様な働き方については、デザイナーの働き方。就職・転職・独立・起業などキャリアアップ方法と多様なワークスタイル。の記事でより具体的に書いています。
参考 デザイナーの働き方
まずは自分の理想の働き方にたどり着けるように、スキルアップに精一杯取り組みましょう。
デザインの最終判断はお客様(クライアント)になる
デザインの仕事現場では、お客様の好みだったり、思い付きからの不本意な修正が入ることが、しばしばあります。
最大限の対応をしたものの、度重なる修正をした結果、見た目も広告効果も、ひどいものになったりする場合も出てきます。
しかし、デザインのセオリーにのっとり、効果を見込んで、きちんと作り込んだものであっても、その理由をきちんと説明できなければ、こちらの提案に納得してもらうことはできません。
やはり、デザイナーの仕事とは。デザインの意味と知っておくべきデザイン業界こと。で書いたように、見た目を作る以前の企画・戦略段階に自信を持って携われるスキルを持つことが大切です。
そうすることで、このような苦労は少なくなっていきます。
参考 デザイナーの仕事とは?
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デザインを仕事にするデメリット
下請け業務になってしまいがち
本来、仕事というのはお客様のパートナーになるという関係が望ましいですね。
しかしデザインを請け負うという仕事は、どうしても依頼されるという形に陥りやすく、指示されて動く下請け業務になりがちです。
上記のデザイナーの苦労の中で書いた通り、最終判断はどうしてもお客様になりますが、デザインのプロは自分側だという意識を持つことが大切です。
そして、きちんとスキルを磨いて責任を自覚し、自分のデザインの効果を説明することで、信頼して頂くことが、下請けからパートナーになる秘訣です。
デザインスキルだけでは今後は厳しい
とても魅力・メリットの多いデザイナーの仕事ですが、デザインスキルだけでは今後は活躍することが難しいと考えられます。
インターネットを利用した安価なデザインサービスが登場したことや、デザインソフトの性能が上がり、見た目がキレイなデザインをつくるハードルが下がったことも理由の1つです。
企業から仕事を受注するデザイナーになるのであれば、デザインスキルの他にもう1つの強みを持つ必要があります。
そういう意味では、他業界・他業種を経験した人がデザイナーを目指すことは、大きな強みになると思います。
例えば、美容師として活躍していた人が、美容業界専門のデザイナーになるなどです。美容業界に精通した人が、戦略からデザインまで落とし込む。そうすることで、効果が出る確率は上がるはずです。
お客様と、デザインよりも、もっと踏み込んだ話もできるので信頼性も高くなりますよね。
これは独立するデザイナー向けですが、独立したフリーランスデザイナーが集客する戦略の記事が参考になるはずです。
ちなみに筆者は、小売業界の経験があったため、店舗系のクライアントからは経営まで踏み込んだ話ができ、良い仕事ができています。
また、これからはWEBデザインとWEBプログラミングのダブルスキルを持つ人材は、幅広い提案が可能になり、重宝されるはずです。
具体的にはデザイナーがプログラミングスキルを身につける相乗効果とメリットの記事に書いているので読んでみてください。
参考 デザイナーがプログラミングスキルを身につける相乗効果とメリット
WEBを通じてオンラインで学べるスクールもたくさんあり、ニーズの高さをものがっています。プログラミングとデザインが学べるオンラインスクール・学校まとめの記事で紹介しているので、無料相談などをしてみてはどうでしょうか。
参考 プログラミングとデザインが学べるオンラインスクール・学校まとめ
デザイナーは運動不足になりやすい
上記の苦労・デメリットをみれば分かりやすいですが、長時間作業で座りっぱなしになることが多いので、運動不足になりがちです。
定期的に5分程度のストレッチを取り入れたり、通勤に自転車を取り入れたりする努力は必要です。あとは、スキルアップして仕事の主導権を握り、運動する時間を取れるように時間調整できれば完璧ですね。
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苦労やデメリットをうまくコントロールして、理想のデザイナーを目指そう
色々な苦労やデメリットをあげてきましたが、どれもスキルアップで改善できることです。
もし本当にモノづくりやデザインの仕事をしたいのであれば、そんなことにはめげずに、ぜひデザインの勉強とスキルアップに取り組んでみてくださいね。
きっと楽しく充実したデザイナーライフを始めることができますよ。
ぜひ次の記事、デザイナーになる方法。職業・環境・年齢別にデザインを仕事にする最適な手順。も読んでみてください。
参考 デザイナーになる方法
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